佐賀大学 理工学部 理工学科 情報部門
福田 修 教授
見て・考えて・動作するスマートハンド

小間 I-41
Saga University Professor Osamu Fukuda
Vision-Based Intelligent Smart Hand
※ 小間:小間番号 プレ:プレゼンテーション番号


- 出展ゾーン
- 大学等シーズ展示ゾーン
- 出展分野
- 情報通信
- 小間番号
- I-41
展示概要
技術概要
人が作業を行う際に,視覚機能が重要な働きをしていることは言うまでもありません. 近年は,カメラ映像をディープラーニングし,それが何なのかを見分けられるようにする,「物体認識」の技術が急速に進歩しています.開発したスマートハンドでは,この技術を活用し,ハンドに装着した小型カメラの映像から,指をどのように開くべきか,どれくらいの強さで握るべきかなどを判断します.開発した装置は,切断者用の義手を目指して開発を始めましたが,製造ラインでの検品作業など幅広い応用が可能です.
想定される活用例
切断者の日常生活を支援するばかりでなく,画像認識機能を活かした人腕の機能拡張デバイスとしても利用できる.例えば検品作業などで欠損品を検出し,排除することができる.
展示のみどころ
展示ブース内では,実際に説明員がスマートハンドを使用し,対象物を認識して把持するまでの一連のデモを実演します.また,福祉分野にとどまらない応用例を示すため,複数の対象物を混ぜた環境で,目的の対象物を検出し,ハンドを使って抽出するデモも実演します.来場者による体験も可能です.その他に,本研究室で行ってきた関連研究や,画像処理技術について,動画,スライド,資料などを使ってオンデマンドで説明します.
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